サイディングプレカットはじめ、屋根工事、外壁工事ならIKKEN工業へ
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弊社で施工している主な外壁サイディングプレカット工事は、
建築現場におきまして木工事や屋根工事が概ね完了した躯体部分から、
下記の対応をいたします。
従来、サイディングの加工は現場で行うことが主流です。
しかし加工する際にでる粉塵や騒音、また加工した後に出る残材も現場の美観を損ねる要因となり、
その処理も問題視していました。
「サイディングプレカット」システムはこのような問題を根本から解決。
採寸データをもとに、外壁材をあらかじめ工場で加工するため、現場とその周辺に与える 影響はほとんどありません。
また現場では精密加工されたサイディングを順番に取り付けるだけなので工期は短縮され、現場での職人さんへの負担も大幅に軽減されます。
私たちが求めていたのは次世代の外壁工事なのです。
サイディングプレカットは工場生産であることから、ややオーダー性の高い施工方法となっているのが現状です。
一見コストダウンと思われがちですが、工程が複雑で手間もかかります。
しかし工場加工による完成度の高い製品であること、施工現場における騒音や粉じん問題が大きく抑制できることなどに加え、施工現場における工期短縮を図るとともに職人不足に大きく貢献できると考えております。
今までの外壁材は、それぞれの建築現場で優れた職人さんの手により材料発注から現場採寸及びサイディング材カット並びに貼り付け等々が行われてきました。一方、前述のとおり弊社で行っているサイディングプレカットは、レーザー採寸器を利用し一棟一棟に合わせたサイディング材を工場で加工し使用しており、大きな違いは加工した切り口にあります。「なめらかな切り口」でサイディングのつなぎ目などシーリングを完ぺきに施工でき、綺麗な状態で施主さまに提供できることです。
従来のサイディング工事は、サイディング材の現場搬入にはじまり「手採寸」「手裁断」「貼り付け」「コーキング」を行ってきました。
これらの工程では、手採寸や手裁断など高い技術的技量を求められ熟練工といわれる人材の確保が必要となっていました。
また、手裁断による現場周辺への騒音や粉じん、特に昨今問題になっている建設廃材の発生など多くの問題が生じています。
このような問題を解決するため、下記の工程を経て完成へつなげていきます。
STEP.下地
まず採寸作業を行う上で、重要になってくるのが、
現場での下地作業になります。
防水紙の貼り付け、軒天施工、水切・オーバーハングの取り付け、
ベランダ防水施工、電気・設備の開口部の施工、
下屋廻りの施工が終わってからの、採寸となります。
STEP.採寸
デジタル採寸機で建物の点情報を計測する事により
・ 採寸時のスケールの目盛りの読み間違え
・ 採寸シートへの記入ミス
・ パソコンへの採寸情報の入力ミスなど
採寸時のヒューマンエラーを軽減します。
現場から、採寸データをメールで送ることも可能です。
STEP.CAD
現場から上がってきた採寸データをCADシステムに読み込ませ、
正確な点情報により速やかに建物の面積を展開できます。
オペレーターはそれを基に、1辺の情報を入力していきます。
デジタル採寸による3Dデータによって展開されるので
採寸情報を入力する事が少ないので、入力ミスがありません。
CADデータ作成後、加工データに変換しています。
STEP.工場加工
弊社指定の加工工場にて加工・積込をおこなっています。
穴加工やサッシ部の切りかぎ等
均一かつスムーズに加工ができます。
またその現場に適した積み順を採寸者が考え、それを工場に伝える事で
現場の進行がスムーズに行えるように積み込んでいます。